
世界中で遊ばれている『ファイナルファンタジートレーディングカードゲーム』、略して『FFTCG』。
11月14日(金)に発売される最新弾「発見の旅路(Journey of Discovery)」のカード2枚を、FFポータルで先行公開いたします!
今回も『FFTCG』のプロデューサーの景山氏よりご紹介いただきつつ、イラスト担当からもコメントが届きましたので合わせてご紹介いたします!
「発見の旅路」カードプレビュー!
みなさんこんにちは。『FFTCG』プロデューサーの景山太郎です。いつもご覧いただきありがとうございます!
今回は11月14日発売予定の新ブースターパック「発見の旅路」から注目の描き下ろしカードを紹介します。取り上げるのは皆川史生さん描き下ろしの【27-014H】ティナ、そして小林元さん描き下ろしの【27-092H】アルティミシアです。よろしくお願いいたします。
【27-014H】ティナ
それではまずは【27-014H】ティナから見ていきましょう。ちなみにこのカードは箔押しサイン入りのスペシャルカードもありますのでそちらの画像もご覧ください!


いかがでしょう。はかなげな表情をしながらも青白い魔力を放出し、足元は水面に浮かんでいるように見えます。神秘的な魅力を感じさせる素敵なイラストですよね。スペシャルカードでは皆川さんの金色のサインがさらにイラストを引き立てます。
もちろんノーマル版のカードも素敵ですので、手に入れることができたらきっとお気に入りの1枚になることでしょう。

さて、トレーディングカードゲームですからイラストだけでなくカードゲームとしての【27-014H】ティナのデザインも見ていきましょう。
【27-014H】ティナはコスト4、パワー5000の火属性のフォワードで、フィールドに出たときのオートアビリティと、風属性か雷属性のカードをキャストすると発動するオートアビリティを持ちます。
1つ目のオートアビリティは『ティナがフィールドに出たとき、デッキのカードを上から2枚公開する。その中から火属性のカードを最大1枚までと、風属性か雷属性のカードを最大1枚まで手札に加え、残りをブレイクゾーンに置く。』というものです。公開した2枚とも手札に加えることができれば大きなアドバンテージを得ることができます。とはいえティナ自身と同じ火属性のほうはともかく、風属性か雷属性となると、最低でも2属性以上でデッキを組む必要が出てくるため安定して2枚のカードを手札に加えるのは難しいかもしれません。
しかし【27-014H】ティナのもう1つのアビリティが、風属性か雷属性(あるいはその両方)を使用することに大きなメリットを持たせてくれます。 『あなたが風属性か雷属性のカードをキャストするたび、アクティブ状態のティナをダルにしてもよい。そうしたとき、フォワード1体を選ぶ。それに8000ダメージを与える。』というものです。ティナがアクティブ状態なら風属性か雷属性のカードをキャストするだけで8000ダメージを与えるという、気軽に大ダメージを叩き出せるわけですから、これは侮れません。1つ目のオートアビリティで風属性か雷属性のカードを得ることができたら、それは対戦相手への大きなプレッシャーとなることでしょう。
【イラスト担当:皆川史生】
儚げなティナを表現したく試行錯誤しましたが、なんとかうまく描けてよかったです。
ラフでは水面にトランス状態のティナが映るよう描いてましたが、カードに収まらなくて消しちゃいました。無念!
【27-092H】アルティミシア
続いて小林元さん描きおろしの【27-092H】アルティミシアを紹介します。
こちらのイラストはライティングが美しく、炎か赤いライトによって煽られて、アルティミシアの妖艶な雰囲気がより強く表れているように思えます。

下からの光による色の変化がフルアートだとはっきりわかりますね。思わず魅入られてしまう、まさに魔女的な横顔になっています。

ではこちらも『FFTCG』のカードゲームの側面から改めて見ていくことにしましょう。【27-092H】アルティミシアはコスト4、パワー8000の水属性のフォワードです。持っているアビリティはただ1つのオートアビリティのみ。しかしながらそれはとても強力なものとなっています。
『アルティミシアがフィールドに出たとき、あなたのブレイクゾーンにある【カテゴリ(VIII)】のカード3枚をゲームから除外してもよい。そうしたとき、フォワード1体を選ぶ。あなたはそれのコントロールを得る。その後、あなたはそれのコスト1につき1CPを支払わない限り、それをブレイクゾーンに置く。』というものです。
ブレイクゾーンから除外する3枚は【カテゴリ(VIII)】であれば召喚獣やモンスターでも構わないので、それほど難しくないでしょう。【カテゴリ(VIII)】のカードは今回の「発見の旅路」にも何枚か収録されているので、なおさら使いやすいはずです。奪ったフォワードのコントロールを維持するにはさらにCPを支払う必要がありますが、支払わない場合でもそのフォワードはブレイクゾーンに置かれるので、少なくともフィールドから除去することはできます。一度コントロールを奪っているので、そのフォワードが持つ『ブレイクゾーンに置かれたとき』などに発動するオートアビリティも自分のものとして発動させることができます。【6-041L】リノアなど同じ【カテゴリ(VIII)】の中にも相性のよさそうなカードがありますので、ぜひ【27-092H】アルティミシアを使ったデッキ構築にも挑戦してみてください。

【イラスト担当:小林元】
『FFVIII』は当時夢中でプレイした思い入れのある作品なので、『FFTCG』でさまざまなキャラクターを描かせていただけることを本当に嬉しく思います。
今回は、ラスボスである“未来の魔女”アルティミシアを担当しました。
アルティミシアはキャラの立ち位置的に公式のアートが少なく、正面に近い絵の印象が強かったので、今回は思い切って真横からの構図を選び、主人公パーティーと対峙している場面をイメージして描きました。
同じく自分が担当したイデアのカードイラストと対になるよう意識していますので、ぜひ合わせてご覧いただけたら嬉しいです。
今回もありがとうございました。「発見の旅路」にはこのほかにも多くの描きおろしイラストが収録されていますのでご期待ください。
「発見の旅路」の詳細はこちらから!
FFTCGとは?
ファイナルファンタジーシリーズに登場するキャラクターや召喚獣を駆使して、1対1で対戦するカードゲーム。お馴染みのキャラクターのカードを集めるコレクションとしての要素だけでなく、ルールはシンプルながら奥の深いゲーム性による、カードゲームとしての面白さが最大の魅力。
公式イラストレーターによる描き下ろしイラストも大好評!
