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  • 2025.05.19

『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』カード紹介 第9回『ファイナルファンタジーIX』


6月13日にいよいよ発売となる『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』
ここではその発売に先駆けて、全16回に渡り収録カードを紹介していきます!
今回カードになった様々なキャラクターやシーンなどを「ファイナルファンタジー」シリーズのゲーム内容とともにご紹介。

第9回となる今回は、今年25周年を迎える『ファイナルファンタジーIX』(『FFIX』25周年記念特設ページ)から2種3枚のカードを紹介いたします!

最初にご紹介するのは『FFIX』メインキャラクターの一人、クイナのカードです。
謎の多いク族という種族でカエルが大の好物。食へのこだわりが非常に強く、世界中の美味しいものを食べるために旅に出ます。キャラクター性がよく反映されたカードになっているのではないでしょうか!



続いて「独りじゃない」のカードです。
仲間を思い戦い続けてきた主人公ジタンでしたが、とある事をきっかけに自暴自棄になり彼らと決別しようとします。それに対し旅を共にしてきた仲間たちが、ジタンは一人ではないことと、ともに支えあい進む意思を伝えるシーンが描かれています。

今回は『FFIX』のメインキャラクターの一人を描いたカードと、仲間たちの絆をモチーフにしたカードをご紹介いたしました。バリエーション豊かなメンバーで旅をする『FFIX』をゲームでも楽しんでいただければと思います!

「グルメなク族、クイナ」「独りじゃない」について「マジック:ザ・ギャザリング」プリンシパル・ナラティブゲームデザイナーのディロン・ドゥヴネイさんよりコメントをいただきました。

<グルメなク族、クイナ>

なんて面白いデザインなんだ!クイナはいつも私を愉快な気持ちにさせてくれる。創造的で生命力に満ち溢れている感じがして、本当に大好きなキャラなんだ。我々は早い段階から、カエルをクイナのメカニズムに組み込むことは決めていた。クイナのホームであるク族の沼や、金のカエルを捕まえるミニゲームがあったり、面白いコンセプトだということは確信していた。実は、クイナのアートには金のカエルを1匹忍び込ませてるんだが…クイナは見逃したみたいだね!
このカードから生成される1/1緑のカエルには注目してほしい。クイナのカードとカエルのトークンで、物語を再現しているんだ。それと、クイナのクリーチャー・タイプに関しては、『ファイナルファンタジーIX』チームととても密に協力をして、クイナというキャラクターを正確に表しつつ、マジックで広く使えるものを探ったよ。他の主人公たちのクリーチャー・タイプに関しては妥協をしたが、クイナを正しく説明できるクリーチャー・タイプはマジックに存在しなかったんだ。職業であるクリーチャー・タイプにも、青魔道士であり、シェフであり、クイナ、みたいなものはないしね。そして最終的に、コラボレーションと正確性を尊重する精神にのっとり、クイナ固有のクリーチャー・タイプである「ク族」とすることに決定したんだ!

<独りじゃない>

このカードはクリエイティブ・リードのアリ・ジラルニックがプレゼンを行ったもので、私はそれがすごく気に入ったんだ。『ファイナルファンタジーIX』の感動的な場面と、そこで流れる美しい音楽を称えるのに、《独りじゃない》というカードがピッタリだということで互いの意見が一致してね。ジタンの物語を表現しようとして、アートに全ボス戦を1枚にまとめようとしたのはとても楽しかったよ。このシーンで多くの苦難を抱えているジタンに、彼の仲間が投げかけるんだ「独りじゃない!」とね。このカードには『ファイナルファンタジーIX』の愛すべき要素が詰まっているよ。クイナがモンスターを「たべる」シーンもあるしね!好きになるしかないだろう?

6月6日(金)からは全国のマジック公認店舗でプレリリース(先行体験会)と先行販売が始まります。
そして6月13日には一般販売が開始されます。
それまでの間、「ファイナルファンタジー」シリーズの世界にも触れてみてはいかがでしょうか?
ファイナルファンタジーIX公式サイト
『FFIX』25周年記念特設ページ

◆『ファイナルファンタジーIX』
すべてのものは、星の核たるクリスタルから生まれてクリスタルに帰る。命の記憶は受け継がれ、星を豊かにしていく……そんな命の理(ことわり)を乱す者たちがいた。超文明を築き、他星と“融合”して永遠の命を得るテラの民。彼らは若き星ガイアとテラの“融合”をはかるが、逆に自分たちの星が取りこまれる事態を招いてしまう。それでもテラの民は、長き眠りにつきながら、ガイアを自分たちの手に収める時を待っていた。
テラが“融合”に失敗してから5000年――ガイアの文明の中心地「霧の大陸」にて、不穏な動きが起こりはじめる。ガイア乗っ取りの尖兵としてテラから送りこまれた“死神”クジャのさしがねにより、女王ブラネ率いるアレクサンドリア王国が各地へ侵攻を開始したのだ。その都アレクサンドリアにて出会いを果たし、戦乱を止めるべく動き出すジタン、ビビ、ガーネット。それは、彼ら自身の出生の秘密や命の根源たるクリスタルの存在、そして“いつか帰るところ”を知るための、長い長い旅のはじまりだった。

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