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  • 2025.05.12

『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』カード紹介 第2回『ファイナルファンタジーII』


6月13日にいよいよ発売となる『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』
ここではその発売に先駆けて、全16回に渡り収録カードを紹介していきます!
今回カードになった様々なキャラクターやシーンなどを「ファイナルファンタジー」シリーズのゲーム内容とともにご紹介。

第2回となる今回は、『ファイナルファンタジーII』から2枚のカードを紹介いたします!

「のばらの義士、フリオニール」は『FFII』の主人公フリオニールが描かれたカードです。
世界征服を企むパラメキア帝国の侵攻により故郷を追われたフリオニールは、帝国に対抗する反乱軍に参加することになります。その反乱軍の象徴が「のばら」です。
『FFII』の成長システムとして、様々な武器に熟練していける様子がカードにも反映されています。



続いて『FFII』のワンシーンを切り取った1枚「ジャイアントビーバーとの対話」のカードです。
キーアイテムを探して雪原の洞窟を訪れた主人公たちが出会ったジャイアントビーバーたち。メインメンバーの一人、ガイは動物とコミュニケーションをとることができ、キーアイテムに関わる貴重な情報を得ることができたのです。

今回は『ファイナルファンタジーII』から、シリーズの中でもちょっと変わった成長システムが表現されたカードと、少しほっこりするシーンが描かれた物をご紹介しました。ゲーム内ではどのように表現されているか、実際に体験していただけたらと思います。

「のばらの義士、フリオニール」、「ジャイアントビーバーとの対話」について「マジック:ザ・ギャザリング」プリンシパル・ナラティブゲームデザイナーのディロン・ドゥヴネイさんよりコメントをいただきました。

<のばらの義士、フリオニール>

日本語版『ファイナルファンタジーII』のパッケージはとにかく素晴らしいんだ。フリオニールの性格と英雄的資質が見てすぐに伝わる。本当はあのパッケージを再現して、剣を顔の前で構えるポーズを取らせたかったんだけど、プレイヤーの皆さんがフリオニールの顔をしっかりと見ることができるように少々ポーズに変更を加えたんだ。実際のカードでは、ゲームの最終局面に向けて装備を完璧に整えたフリオニールを皆さんにお見せするよ!


<ジャイアントビーバーとの対話>

プリンシパル・ゲーム・デザイナーとして、このセットのデザインをリードしているヨニ・スコルニックが初めにこのカードを提案してくれたんだ。私もガヴィン・ヴァーヘイもすぐに気に入ったよ!「おれ こいつの言葉 わかる」とガイが告げるシーンは本当に面白く、魅力的で、誰からも愛される台詞でもあり、ちょっとしたユーモアの瞬間を完璧に捉えたものだ。プレイテストに参加してこのカードを使った人は皆、フレーバーが最高だし、とにかく楽しめたと口を揃えて言っていたよ。なんと言っても、ビーバーのアートの出来栄えがたまらないんだ!可愛すぎるよ!

6月6日(金)からは全国のマジック公認店舗でプレリリース(先行体験会)と先行販売が始まります。
そして6月13日には一般販売が開始されます。
それまでの間、「ファイナルファンタジー」シリーズの世界にも触れてみてはいかがでしょうか?
ファイナルファンタジー ピクセルリマスター公式ページ

◆『ファイナルファンタジーII』
それは、はるかかなたの世界の物語——。
長くつづいてきた平和は、突如として打ち破られた。パラメキア帝国の皇帝が、己が欲望を満たさんとし、魔界から無数の魔物を呼び寄せて世界征服に乗り出したのだ。
ディスト、カシュオーン、バフスク、サラマンド……世界各地の城や町は、つぎつぎと攻め滅ぼされ、あるいは支配下に置かれていった。パラメキアの侵略に抵抗する反乱軍はフィン王国において立ち上がったものの、帝国の総攻撃により本拠地たるフィン城を奪われ、辺境の町アルテアへと撤退を余儀なくされてしまう。 帝国の襲撃により帰るべきところを失ったフィン王国の若者——フリオニール、マリア、ガイの3人は、反乱軍の指導者ヒルダとその側近ミンウに助けられたことをきっかけに、パラメキア帝国との闘争へと踏み出す。それは、幾人もの同志たちの犠牲を乗り越えねばならない、つらく苦しい戦いのはじまりでもあった……。

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