
6月13日にいよいよ発売となる『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』。
ここではその発売に先駆けて、全16回に渡り収録カードを紹介していきます!
今回カードになった様々なキャラクターやシーンなどを「ファイナルファンタジー」シリーズのゲーム内容とともにご紹介。
第1回となる今回は、『ファイナルファンタジーI』から2枚のカードを紹介いたします!

「始まりの町」は主人公である光の戦士が最初に訪れる町、コーネリアをイメージしたカードです。コーネリア城の城下町として栄えています。


そして「町の歓迎者」はコーネリアを訪れた旅人を迎えてくれる人物が描かれています。光の戦士たるプレーヤーが初めて出会った人だったかもしれませんね。

これらのカードは「ファイナルファンタジー」シリーズの始まりを感じていただけるアートになっているのではないでしょうか。
「始まりの町」、「町の歓迎者」について「マジック:ザ・ギャザリング」プリンシパル・ナラティブゲームデザイナーのディロン・ドゥヴネイさんよりコメントをいただきました。
<始まりの町>
ファミコン/スーパーファミコン時代のRPG要素を表現したくて、RPGの醍醐味を感じることができるカードを何枚か作ったんだ。《始まりの町》といえば、名作RPGではお決まりの要素!冒険が始まる町だからね。多くのゲーマーたちが初めてRPGで冒険へと出たときの体験を呼び起こしたくて、『ファイナルファンタジーI』から着想を得たものだ。このカードは《町の歓迎者》と相性抜群さ!
<町の歓迎者>
ようこそコーネリアへ!『ファイナルファンタジーI』は多くの人に愛される、コーネリアの町から始まる。町に入るとまず、NPCと話すことになるんだけど大半は町民や兵士たちだ。彼らはプレイヤーを町へ歓迎すると、自身の故郷(コーネリア)について語る。『ファイナルファンタジーI』の世界を形成する要素がここ、コーネリアで見つかるんだ。だから、初めてNPCと話し、彼ら自身のことや王国についての話を聞くという体験を表現したかった。私たちの頭の中で想像していた王国がどれだけ広大なのかを、具現化する絶好の機会になったよ!
6月6日(金)からは全国のマジック公認店舗でプレリリース(先行体験会)と先行販売が始まります。そして6月13日には一般販売が開始されます。
それまでの間、「ファイナルファンタジー」シリーズの世界にも触れてみてはいかがでしょうか?
ファイナルファンタジー ピクセルリマスター公式ページ
◆『ファイナルファンタジー』
風、水、土、火……4つの力を象徴するクリスタルに支えられたこの世界は、いま、闇に飲まれ滅びようとしていた。それは、“2000年の時の輪”が作り出す、定められた運命。しかし、恐怖と不安にふるえながらも、人々はひとつの予言を信じて待ちつづけた。「この世 暗黒に染まりし時 4人の光の戦士 現れん」――希望をもたらす、その存在の到来を。
やがて、4人の若者が長い旅の果てにコーネリアの地にたどり着く。4つの力に導かれ、クリスタルに輝きを取りもどす伝説の勇者、光の戦士。記憶も何もなく、自身が何者かもわからぬまま、彼らは予言に従い闇と戦う冒険に身を投じた。
旅のなかで戦士たちは知る――世界を包む暗闇の正体もまた、4つの力であることを。小さなすれちがいのすえに、4つの力によって憎悪の化身となった男の想いが、世界を時の輪のなかに閉じこめていたのだ。光の戦士たちは時を越えて、その憎しみに立ち向かう。ゆがんでしまったクリスタルの力を、正しい方向に導く者として。
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