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  • 2024.03.08

「FFVII リメイク ボードゲーム マテリアハンター」を遊んでみた


本日「ファイナルファンタジーVII リメイク ボードゲーム マテリアハンター」が発売となりました!
『FFVII リメイク』のボードゲームということで、気になっている方も多いのではないでしょうか?

今回は本ゲームの魅力をお伝えしつつ、FFポータルスタッフが実際に遊んでみた感想も合わせてお届けします!

『FFVII リメイク』のキャラクターが大活躍する対戦ゲーム

「ファイナルファンタジーVII リメイク ボードゲーム マテリアハンター」は『FFVII リメイク』に登場するキャラクターのカードを使用し、対戦相手とマテリアを奪いあう対戦型ゲームです。

コンポーネント(内容物)はこんな感じ。キャラクターカードやマテリアカードなどが入っています。
なかでも注目はやはりキャラクターカード!総勢20人が『FFVII リメイク』から登場しています。


▲クラウドやバレットらパーティメンバーのほか、神羅カンパニーの面々も


キャラクターカードですが、実際に見るとかなり大きい!


▲右のマテリアカードが一般的なトランプのサイズ


それもそのはず、「『FFVII』ファンに楽しんでもらいたい」というコンセプトで企画されただけあって、このゲームはまさに『FFVII リメイク』のキャラクターたちが主役なのです。

キャラクターたちはそれぞれ違う能力を持ち、プレイヤーはキャラクターの能力を駆使して対戦相手と戦います。また、強力な効果のスペシャルアクションにより大逆転を狙うことも可能なのだとか!まさに『FFVII リメイク』のゲームと同じですね。

ゲームの流れ

それでは実際にゲームを遊んでみましょう!
1対1、もしくは2対2で対戦することができますが、今回は1対1で遊んでみます。

セットアップはこんな感じ。
中央にマテリアタイルがあり、そこから手前が自分の場、反対側が相手の場です。

最終的に場に置かれたマテリアの数が相手より多ければ、その色のマテリアタイルを獲得でき、マテリアタイルの獲得数が多い方がゲームに勝利します
マテリアタイルの数は5つなので、過半数の3つのマテリアタイルを獲得すれば勝ちということですね。

マテリアを場に出すために力を発揮するのがキャラクターカードです。各プレイヤーはそれぞれ4枚のキャラクターカードを使ってゲームを進めていきます。


▲今回筆者が使うキャラクターカード。ゲーム開始時には裏向きに置かれる


いざ実践

さて、それでは交互に手番を行っていきましょう!
手番は簡単に言うと「マテリアカードを引く」→「キャラクターを選ぶ」→「アクションを実行する(マテリアカードを場に置く)」という流れで進みます。

まずはマテリアカードを一枚引きます。
表になっているカードの中から選びますが、欲しいものがない場合は山札から引くことも出来ます。


▲表になっている場所は「ディスプレイ」と呼ばれ、カードが引かれたら常に5枚になるように補充する


ただ、「どのカードを引いたら良いのか」が最初は良くわからない・・・そんな時は、自分が持っているキャラクターカードを見てみましょう。

キャラクターカードはそれぞれ固有の能力を持っています。
色々と書いてありますが、まずは「ボーナスアクション」の欄を見てみましょう。

黄色のマークがありますが、これは「黄色のマテリアカードを置いたときに発動する能力」ということです。
他の色では発動しないので、せっかくならば黄色のマテリアカードを置きたいですよね。

ということで、引くカードはこの黄色のマテリアカードに決定!

キャラクターカードはもちろんティファを選んで、アクションを実行!
「通常アクション」では手札からマテリアカードを2枚、自分の場に表向きで出します。

黄色のマテリアカードを置いたのでティファのボーナスアクションが発動し、追加で山札から自分の場へ表向きでカードを1枚出すことができました。


▲通常は2枚のところ、3枚カードが置けた。ボーナスアクションは積極的に狙いたい!


以上が、シンプルな手番の流れです。これをまず前半戦として相手と交互に3回ずつ行います。
前半戦の後は中間判定があり、後半戦はまた手番を3回ずつ行います。


▲ゲームの流れ


後半戦へ

さて後半戦に入ると、マテリアカードがたくさん置かれて白熱した盤面になってきました!

中には「場のマテリアカードを裏向きにする」という効果を持ったキャラクターもおり、裏向きになったカードは最後にマテリアの数としてカウントされなくなってしまいます


▲レノのボーナスアクション効果は「相手の場の表向きのカードを1枚裏向きにする」。「邪魔するぞ、と」?


さあ、お互いにじりじりとマテリアカードが積まれていったところで、いよいよゲームも終盤です。
(これならギリギリ勝てそう・・・ヨシ!)

相手「じゃあここでセフィロスのスペシャルアクションを使います」

はい、各キャラクターは「スペシャルアクション」という特別な技を持っており、特定の条件を満たしている+コストを払うことで通常アクション(=マテリアカードを2枚場に出す)の代わりに使うことができます。

たとえばセフィロスのスペシャルアクションは、「自分の場に置かれている紫と青のマテリアカードの合計が6枚以上」という条件を満たしている場合に「自分の場にある表向きのマテリアカードを3枚裏向きにする」というコストを払うと発動できますが、その効果は・・・

「山札から3枚のカードを自分の場へ表向きで出す。
 相手の場の表向きのカードを2枚裏向きにする。」

・・・?!?!?!

ちょっと待ってください、強力すぎませんか?(泣)

さっきまで勝てそうだった盤面を一気にひっくり返されてしまいました。

しかも、「自分の場のカードを3枚裏向きにする」というコストを払っているものの、最終的にマテリアタイルは3つ取れれば良いので、確実に取れなそうな色のカードを裏向きにすることでほぼ損をしていません!これは終盤に使うと非常に強力ですね・・・。

こちらもまけじとスペシャルアクションを使って応戦し、後半戦は終了。いよいよ勝敗判定です。


▲各色のマテリアタイルの列に置かれたマテリアの数を数えていき、多い方がその色のマテリアタイルを獲得する


結果は相手に4タイルを取られ圧倒的な負け。最後のスペシャルアクションさえなければ・・・。

遊んでみた感想

最初は結構ルールが難しいかも?と思いましたが、1回遊ぶと要領をつかめて、2回目からは自分なりに戦略を立ててプレイすることができました

ゲーム序盤では相手がどのキャラクターカードを持っているのかわからないので、前半戦である程度お互いの手の内を確認し、後半戦にスペシャルアクションを使って一気にゲームメイク!という流れになることが多そうです。

特に、自分の意図したとおりにスペシャルアクションが決まると非常に爽快です!
最初にキャラクターカードを選んだ時点で「後半戦ではこのキャラのスペシャルアクションを使おう」と決めて、準備を進めていくのが良いのかもしれません。

そしてキャラクターカードは20種類もあるので、戦略も様々になりそうです。
ルールを気にせずに遊ぶ場合は、各自好きな4枚を選ぶというのもありかもしれません!

さらに、パートナーと戦略を相談しながら進められる2対2での対戦も、パーティーゲーム感が出て楽しいので非常におすすめですよ!
『FFVII』の世界が好きな方には、ぜひ遊んでみて欲しい作品です。